私がミニマリストになった理由

最近はミニマリズム、ミニマリスト、断捨離という言葉も随分と市民権を獲て来ましたよね

私がミニマリズムを強く意識し始めたのは30歳前にカナダにワーホリで暮らして、そしてその後にヨーロッパを3週間バックパックで旅行してからですね。

でも思えば小さい頃からその片鱗は少しだけありました。
まず自分の親の家がごちゃごちゃしてて汚いのが大嫌いでした。
いや、自分の部屋も散らかってましたが(笑)
でも早く家を出て自分好みのスタイルを構築したいとは思ってましたね。
しかも8歳くらいの時からすでにです(笑)

あと母親はなんでもとっておくタイプですが、父親はすぐに物をポイポイ捨てるタイプでよく二人は喧嘩してましたが、私も父親似で物を捨てるのは躊躇しません、昔から。
捨てて後悔したことはたくさんあります(笑)

で、カナダのワーホリの話に戻ります。
カナダでは本当に安い部屋に住んでいました。
光熱費込で260ドルでした。
まあ2万円6千円くらいに考えてください。
ここは本来は広めのクローゼットみたいなスペースで部屋ではないんですよ。
なので窓もありませんでした。
どれくらいの広さかというともう3畳くらいです。シングルベッドと小さなベッド横の引出しだけですね。
かろうじて歩くスペースがベッド横にあるという。小さな小さな棚は置いてたかな、そこに。

こんなに小さいスペースだともう何も置けないんですよ。
スーツケースはベッド下に無理やり入れ込んで、洋服は流石にクローゼットなんでかけるとところが上についてますけどそれだけ。
この部屋に住んでる時にミニマリストの修行を詰みましたね、今思えば(笑)
背が小さいからまあしのげたレベルです(笑)

また、現地カナダ人のアパートをシェアしてたんですが、アパートのオーナーがお風呂に何も置きたくない人で、シャンプー類も使う度にバスルームにもって行って使い終わったら、キレイに拭いてその狭い部屋に保管する訳です(笑)
もう物なんて置けないですよ。
でもそのバスルームに何も置かないって言うアイデアは今の断捨離にも生きてますね。
掃除もしやすいですし、バスルームはとにかくごちゃごちゃしがちですから。

カナダワーホリ時代はバイト2個掛け持ちして、カナダ人彼氏の家によく潜り込んでたんで超狭い部屋でもなんとかやっていけましたね。
窓がない狭い部屋は正直ストレスもかなり溜まったんですが、人間って狭いスペースでもいちおう生活できるんだなー、って実感できました。あ、でも人間窓は必要です(笑)
あともともと片付けるのが苦手で掃除が大嫌いなんですけど、その部屋に住んでる時は物が無くてとっても掃除しやすかったんですね。
物がないと見た目もスッキリしてるからそこまで狭く見えないねーとかも言われてたかな。

物がないと心もスッキリするんですよ。
住んでたアパートには他に2人住んでましたけど物が多いとまあ盗難とかも若干心配ですしね。
オーナーの女の子がプレイガールでしょっちゅう違う男性が家に来てましたから(笑)

またその安い家賃とバイト掛け持ちのおかげで、ワーホリなのに現地で実は100万近く貯金しまして、ワーホリ終わる前に、カナダと憧れヨーロッパ旅行が出来たわけなんですよ。この逸話は地元のローカル紙にも掲載されました(笑)
このヨーロッパ旅行が今ヨーロッパに住んでいることと結局は繋がったようにも思いますし、間接的にですけど。

とになくこれで完全にめざめましたよね、断捨離。

まず日々の生活、家計をミニマルにすることで旅行にいって楽しめる、という当たり前の事実を自身で体験するって、人から聞く話とは全然違いますからね。

買っても置けないものは買えないし、とにかく買い物に慎重になりますよね。
で結局買わないと、あ、なくてもなんとかなるな、とか。
そういうプロセスが楽しいし自分の可能性を感じたりするわけなんですよ。
お金も必然的に貯まるし。当時は節約目的も当然ありましたが、今は節約というよりもミニマリストのコンセプト自体を楽しんでる、という感覚です。これわかってもらえるかなー。わかんない人にはマゾって思われるかもしれないレベル(笑)

でバックパック旅行中も、カナダワーホリ生活で培った、少ないスペース、少ない物でやりくりするっていうのができるってわかったので、それを旅行中にさらに実践、レベルアップするのも楽しかったですし、自分が頼もしかったですよね。
で移動を重ねるとバックパックがもう重いわけなんですよ。
それで物を吟味して捨てたりひとにあげたりえ、ホステルに置いてきたりとかしましたね。

余談ですが、狭い部屋に住んだあとだとホステルのスペースが天国のように感じましたよね、当時は(笑)
今はもう40歳過ぎてますがもうホステル泊まるの無理になってきました(笑)

まあそんな感じでワーホリから日本に帰国してきた時にはミニマリズムをさらに追求してたのですが、ヨーロッパ在住の外人でオタクの元旦那(はい、私バツイチです♥)と出会ってしまい、ヨーロッパに渡航してからは自分スタイルを維持することができなくなってしまいました。。。

オタクってもうなんていうんでしょう、ミニマリストの対義語みたいな感じですよね。
物持ってなんぼみたいな。
DVDとかまだみてもいないのが何十枚ってあるのに安いからって買ってみたり。
フィギュアとかCDとかゲームとか死ぬほどあるし。
元旦那はモラハラだったんで、フィギュアとかに触るとキレるしとか。
まあとにかくシンプルライフは諦めてました。

そんな生活も私の決断で数年前に終止符を打ちまして、気ままなミニマリストライフを送ってます。
楽しいです。
旅行も行きまくりです。

旅人ミニ女子のミニマリストブログ

欧州在住ミニサイズのミニマリスト。カナダのワーホリ節約生活&30代目前に初めてチャレンジしたヨーロッパのバックパック旅行を経てミニマリストに。 旅行は情熱。お気に入りの旅スタイルは一人旅及び弾丸旅行。 旅行時は買物は最小限に抑えて、とにかくよく歩く。 この3年で20カ国以上を制覇♪ 背が小さく体力もないので荷物をいかに軽くするかをライフワークにしている。最近ランニング/旅ランに目覚めました♥